シャンプーには種類がある!3種類の中で一番いいシャンプーとは

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シャンプーには種類がある?!3種類のシャンプーの話

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シャンプーには、「高級アルコール系シャンプー」「石鹸シャンプー」「アミノ酸系シャンプー」の3種類があります。
あなたは普段買っているシャンプーが、この3種類のうち、どの種類に該当するのか知っていますか?
自分の使っているシャンプーがどの種類なのか、そして他の種類のシャンプーとどう違うのかを見ていきましょう。

 

 

名前は高そうなイメージだけど、ごく一般的な高級アルコール系シャンプー

「高級」とつくことからいかにも高そうなイメージがあります。髪に非常にいい成分がいろいろ含まれているから高級なんじゃないか?と思ってしまいます。
しかしこのシャンプーは、ドラッグストアやスーパーなど、市販のもので、どこでも手に入りやすいものです。
値段も500円前後で、詰め替え用なら300円強で購入できたりもします。
多くの人が普段使っているシャンプーの多くがこの高級アルコール系シャンプーに該当します。CMで取り上げられているシャンプーはほぼ高級アルコール系シャンプーといえます。

 

高級アルコール系シャンプーの高級とは、炭素数が高いことを示しています。
決して値段のことではありません。成分も高いものや貴重なものが含まれているわけではないので、安価で手に入ります。

 

炭素数とは、泡立ちのよさと洗浄力の強さの目安のこと。つまり、高級とは、それだけ泡立ちがよく、洗浄力も強いということです。
だとすると、髪を洗う上では高級アルコール系シャンプーが一番いいのではないか?
実は、このシャンプー、育毛には一番向いていません。

 

確かに、髪を洗う上で洗浄力がなさすぎると、汚れが残り、髪の成長に影響を及ぼします。しかし、高級アルコール系シャンプーの洗浄力は、頭皮にある程度は必要な皮脂を根こそぎ洗い流してしまう危険性があるのです。

 

高級アルコール系シャンプーのメリット
  • 価格が安い
  • 市販シャンプーとしてどこでも売られているので手に入りやすい
  • 使い心地がよく、泡立ちや香りもいい
  • トリートメント成分により、洗いあがりがしっとりツルツルしている

 

高級アルコール系シャンプーのデメリット
  • そもそもトリートメント成分は髪の傷みをごまかし、カバーするためのものに過ぎず、さらに水に溶けにくいため、頭皮や髪に残存し、かえって頭皮に刺激を与える
  • 洗浄力が強いため、必要な皮脂まで洗い流してしまう
  • 育毛には向かない

 

ラウリル硫酸は洗浄力が強い成分です。自宅にあるシャンプーの成分表を見てみると、ラウリル硫酸が含まれていませんか?
必要な皮脂がなくなると、頭皮はカサカサになり、乾燥します。このとき、頭皮を潤そうと皮脂を通常よりも過剰に分泌します。
結果、洗えば洗うほど脂でギトギトになり、毛穴も詰まり、髪が抜け落ちていってしまいます。

 

 

石鹸で髪を洗うって頭皮にいいの?石鹸シャンプーを解説

石鹸で髪を洗うと、髪がゴワゴワになってパサついてしまうのではないか?そう思われてる方、正解です。
石鹸シャンプーのデメリットは高級アルコール系シャンプーのように、しっとりとツルツルした洗いあがりにならない点。
しかし、これはクエン酸やお酢を使用したリンスを使用することで改善できるものです。

 

石鹸シャンプーの魅力は、頭皮にやさしい点です。
弱アルカリ性なため、肌への刺激が少なく、乾燥肌や敏感肌の方に向いていると言えます。女性の方ならわかると思いますが、洗顔に固形石鹸がいいように、頭皮にも石鹸がいいのです。

 

石鹸シャンプーのメリット
  • 肌への刺激が少ない
  • 頭皮にやさしい
  • 髪が丈夫になる

 

石鹸シャンプーのデメリット
  • 髪の毛のキューティクルが開いてしまう
  • 複合石鹸(石鹸と合成界面活性剤を混ぜたもの)は避ける必要がある

 

合成界面活性剤とは、わかりやすく言えば、台所用合成洗剤やトイレ用洗剤などに使用されているものです。
洗剤を頭につけるとなれば、複合石鹸の使用は避けたくなるでしょう。

 

また無添加石鹸という表記にも注意しましょう。
無添加と言われると、安全だと思いがちですが、意味が異なる場合もあります。
一般的に、無添加石鹸は、石鹸以外の界面活性剤が含まれていないことを意味しています。

 

しかし、この「無添加石鹸」にはもう一つの意味が存在します。
2001年3月まで国により表示が義務づけられていた旧指定成分(アレルギーや皮膚障害を起こす可能性がある成分)が含まれていないという意味です。
この場合、育毛への無添加とはまったく異なる意味の無添加になるため、注意が必要です。

 

成分表示を見て、石鹸素地・カリ石鹸素地の表示があれば大丈夫です。

 

 

髪を作ってくれる!アミノ酸系シャンプー

アミノ酸が髪や肌にいいことは「スーパーで見かける食材!髪に大事な栄養素まとめ」で紹介しました。
髪や肌はたんぱく質でできています。そしてこのたんぱく質は、多数のアミノ酸が結びついて形成されています。だったらアミノ酸を食事だけでなくシャンプーそのものから摂取したいですよね。洗浄成分にアミノ酸系成分を使用しているアミノ酸系シャンプーは、それが可能なシャンプーです。

 

アミノ酸系シャンプーのメリット
  • 髪や肌の材料になるアミノ酸系成分が含まれている
  • 髪や頭皮への刺激が少ない
  • 敏感肌や乾燥肌の頭皮もやさしく洗いあげる
  • 頭皮トラブルの元になる老廃物はしっかり除去できる
  • 適度に皮脂も残してくれるので、頭皮が潤った状態になる

 

アミノ酸系シャンプーのデメリット
  • 値段が高い

 

アミノ酸系シャンプーで洗髪した後は、汚れが取れ、適度に残された皮脂で頭皮が潤っている状態なので、育毛剤の浸透率もぐっと向上します。

 

成分表示に「ヤシ油由来の成分(ココイル○○やコカミド○○)」などが含まれているなら、それはアミノ酸系シャンプーと言えます。
代表的なもの…ココイルグルタミン酸TEAやコカミドDEAなど

 

 

間違いやすい!シャンプーの成分表示の見方

薬事法により、配合濃度の高い順に記載することを義務付けられているため、たとえココイルグルタミン酸TEAが含まれていても、その表示順番が後半の方なら、アミノ酸系シャンプーとは言えません。前半部分に記載されていればアミノ酸系シャンプーです。
前半部分に記載がなければ、高級アルコール系シャンプーがメインになっているケースがあります。

 

 

シャンプーには3種類があった!育毛に一番いいシャンプーまとめ

結論から言うと、アミノ酸系シャンプー>石鹸シャンプー>高級アルコール系シャンプーの順でおすすめです。

 

シャンプーの

種類

高級アルコール系

シャンプー

石鹸シャンプー

アミノ酸系

シャンプー

特徴 一般に用いているシャンプー 弱アルカリ性のシャンプー アミノ酸(髪の毛の元になっているたんぱく質の一種)が含まれたシャンプー
メリット
  • 洗浄力が強いので汚れがよく落ちる
  •  

  • ドラッグストアなどで手軽に購入できる
  • 人体へ悪影響がない
  •  

  • 添加剤が少なく、肌への刺激が弱い
  •  

  • 髪が丈夫になる
  • 頭皮や髪の毛への栄養分として働く
  •  

  • 洗浄力も極端に強くないので、刺激を与えず、必要な皮脂まで洗い流してしまうことはない
  • デメリット
  • 洗浄力が強いため必要以上に皮脂を洗い流してしまう(皮脂は頭皮を外部の刺激から守るためにある程度は必要)
  •  

  • 頭皮を傷めてしまう
  • 洗浄力は強いため、高級アルコール系シャンプーと同様に、必要な皮脂をとりすぎてしまう
  •  

  • 髪の毛のキューティクルが開き、洗いあがりがごわついてしまう
  •  

  • 頭皮が弱っている場合、薄毛を進行させることもある
  • 値段が高い
  • 主な成分 ラウリル硫酸

    石鹸素地

    カリ石鹸素地

    ヤシ油由来の成分(ココイル○○やコカミド○○)

     

    使っているシャンプーの成分表示を見て、どのシャンプーに該当するのか確認してみましょう。どの成分が育毛にいいのかはこちらをお読みください。

    ⇒育毛シャンプーの成分はコレ!ハゲる成分と髪にいい成分まとめ

     

     

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