シャンプーに関するQ&A
TOP >薄毛・抜け毛であなたが知っておくべき知識 >シャンプーに関するQ&A
- ブラッシングに最適なブラシは?
- シャンプー後のブラッシングは髪にいい?
- シャンプー前に1分程シャワーをするといいのはどうして?
- 朝シャンってよくないって本当?
- シャンプーよりも湯シャンの方がいいの?
- シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーどちらを選ぶ?
- 界面活性剤は髪によくないと聞いたのですが?
- 防腐剤が不使用のシャンプーがあるけど、そもそも防腐剤って必要なの?
- 炭酸スパは育毛に効果がある?
- 避けるべきシャンプーの成分は?
- 静電気防止加工のもの
- 天然の材質のブラシ
- 目の粗いもの
- 丸みのあるもの
がブラッシングに最適なブラシです。
静電気はキューティクルを剥がし、髪の表面を傷つける原因となります。
また、先端がとがっていると頭皮を傷つける恐れがあり、育毛には向いていません。
濡れた髪の毛をブラッシングすると、キューティクルが剥がれやすい状態になります。せっかくリンスやトリートメント、コンディショナーなどで髪を保護しても、洗髪後にブラッシングをしては意味がありません。
ブラッシングは洗髪前に、根元からではなく毛先からゆっくりととかすようにしていきましょう。髪の毛がひっかかって、毛根を痛めないようにやさしくすることがポイントです。
髪がそれほど長くない人は、毛先・中間・根元というように3段階に分けてとかします。
長い人はより細かく分けてとかす必要があります。
頭皮の皮脂分泌量はTゾーンの3倍とも言われ、知らない間に落としきれていない皮脂が溜まっていることもあります。
頭皮の臭いなど様々なトラブルの原因にもなるため、先にシャワーで十分に頭皮を濡らし、あらかじめ汚れを落としておくことが大切です。
正確には、朝シャンが悪いのではなく、夜に髪を洗わないことが悪いのです。
その理由は次の3つ。
- 夜シャンプーしないと髪が成長する時間帯である夜間に、頭皮を清潔に休ませることができない
- 一日活動したあとの頭皮には皮脂や汚れがいっぱいなため、そのままの環境で眠っても、健康な髪は育たない
- 髪に付着した目に見えない細菌を洗わないで寝ることで、風邪のウイルスや花粉をそのままベッドに持ち込んでしまうことになる
朝シャンがよくないのは、夜に髪を洗い流さずに寝ることで、髪や頭皮にはもちろん、身体の健康にも悪影響を与えるからです。
湯シャンとは、シャンプーを使わずにお湯だけで頭を洗うこと。
余分な皮脂や汚れを落とすことが目的です。
湯シャンに向いている人
敏感肌・アトピーやぜんそく、鼻炎、リウマチの家系の方、シャンプーによる炎症(かゆみやフケ)が気になる方
湯シャンのやり方
- ぬるま湯で髪の毛をよくとかす
- 指の腹を使い、小刻みに頭皮を軽く揉むような感じで頭皮全体を洗う
湯シャンの注意点
お湯しか使わないため、つい、しつこく洗おうと指で頭皮を擦ってしまいがちですが、そんなことをしなくても十分汚れは落ちます。
シャワーの水流で洗うようにイメージし、あくまでもやさしく洗うことが大事。髪や頭皮を強く擦ると、ダメージになります。
また、お湯の温度も注意が必要。
熱すぎると、皮脂を取り除きすぎることになり、過剰な皮脂分泌を招きます。特に弱っている頭皮は、さらに傷つくことになります。
逆に冷たすぎても、十分に皮脂を洗い流すことができません。
湯シャンをはじめて間もない頃は、髪のごわつきが気になります。しかしこれには理由があります。界面活性剤によって痛んだ髪のごわつきなので、髪が抜け替わると健康な髪が生えるようになり、逆にスベスベするようになります。
シリコンシャンプーに向いている人
広がる髪を抑えたい方
ノンシリコンシャンプーが向いている人
薄毛で悩んでいる・パーマの掛かりが悪い・ヘアカラーが入りにくいなど問題を抱えている方
一般的なシャンプー(シリコンシャンプー)のメリットとデメリット
メリット
髪の表面を膜で閉じて手触りをよくしてくれます。
デメリット
シリコンの膜がどんどん重なっていくので、髪の厚みを増していき、その厚みに耐えられずつぶれてしまい、ボリュームのない髪になってしまいます(=ボリュームを抑えたいならシリコンシャンプーが向いている)。
また、クレンジングシャンプーというものもあり、これは頭皮の毛穴をきれいにしてくれるものです。ノンシリコンシャンプーとクレンジングがセットになっているシリーズもありますので、試してみてはいかがでしょうか。
界面活性剤とは、シャンプーに必要な「基剤」のこと。
シャンプーに含まれる水分やシャワーのお湯と、シャンプーに含まれる油(天然オイルなどの成分)を混ざるようにつなぐ役割を果たすため、界面活性剤はシャンプーに一番重要な成分です。
界面活性剤が髪によくないと言われているのは、界面活性剤には種類の良し悪しがあり、それによってシャンプーの出来が変わってくるからです。
防腐剤とは文字通り、腐るのを防ぐためのもの。シャンプーは食べ物ではありませんが、実は、腐るものなのです。
ただし、防腐剤は種類によっては刺激が強く、頭皮を傷める可能性もあります。
風呂場は高温・多湿な場所なため、防腐剤が入っていないシャンプーの場合、腐敗は早いのが特徴。天然成分のシャンプーや植物系のシャンプーは特に腐敗が早いです。
頭皮への刺激を気にされる方、シャンプーを頻繁に購入しても経済的に問題ない方は、防腐剤の含まれていないシャンプーがおすすめです。
炭酸スパの「炭酸」とは「二酸化炭素が入っている水」のこと。
二酸化炭素の働きは以下です。
- 二酸化炭素が血液中に入る
- 一時的に酸素が不足する
- 血液が酸素を多く取り入れようと酸素を多く運ぼうとする
- 血流がよくなる
- よくなった血流により栄養が頭皮まで行きわたりやすくなる
- 髪が生える
つまり、二酸化炭素が入っている水を使用した炭酸スパは、髪を生やすために役立つものということです。
自宅で炭酸スパを行う
準備するもの
- シャンプー
- 炭酸入りの水
- 霧吹き
自宅で簡単、炭酸スパのやり方
- 霧吹きなどで炭酸水を髪の毛や頭皮に染み込ませる
- いつもの要領で髪の毛を洗う(常温か冷たい水を使用 炭酸水は温めると炭酸が抜ける)
炭酸水を使ってシャンプーをすることで、頭皮の汚れをきれいに落とすことが可能。また、炭酸スパで頭皮環境を整えてからの育毛剤の使用がさらに効果的です。
これらの成分は、石油系の界面活性剤で、洗浄力を強くするために一般的なシャンプーに含まれています。
たとえるなら台所用洗剤で髪を洗っているようなもの。
髪と頭皮にいいとされているシャンプーは、アミノ酸系であり、ノンシリコンであることです。