薄毛に効果的!髪を生やす1日1回頭皮マッサージ
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髪を生やしたいなら、育毛剤よりもまず先にやることがあります。
頭皮環境を整えることです。
その理由は明確。頭皮が汚いまま、硬いままでは、育毛剤に含まれている育毛成分が毛根に届かず、無駄になってしまうからです。
せっかく育毛剤を塗る、または飲むのであれば、頭皮環境を整えてからにしましょう。
そのために、必要なことは2つ。
- シャンプーで頭皮の毛穴に詰まった汚れを取り除いてやること
- 凝り固まり、血流が悪くなっている頭皮をマッサージして血行を促進すること
シャンプーに関することは「髪を生やす正しいシャンプーは7つの手順でできている」でまとめているので参考にしてください。
ここでは、頭皮マッサージについてまとめていきます。
頭皮マッサージの効果
頭皮はなにもしないでいると凝り固まってしまいます。
凝り固まった頭皮は血流が悪くなり、血液中を流れる髪にいい栄養が頭皮に届かなくなります。
すると、栄養不足に陥った毛細胞が正常に働かなくなり、抜け毛の量が増えていきます。
栄養が頭皮に行き届かないので、新しく生えてくるはずだった髪も生えなくなり、薄毛になっていきます。
こんな状態で育毛剤を使っても、有効成分は頭皮の奥まで浸透しません。効果が期待できないのに、それに気づかず、育毛剤を使い続けることは無意味です。
頭皮マッサージをすることで得られる効果
血管が拡張する効果
頭皮マッサージをするとリラックスができます。
ストレスから解放され、自律神経の緊張がほぐれます。自律神経が緊張したままでは、頭皮に栄養が十分に行きわたらず、髪が抜けてしまうので、この時点で頭皮マッサージをする価値はあります。
リラックスすると、自律神経んお副交感神経の働きが活発化します。すると、脳からアルファ波が出て、血管が拡張されます。
ホースを思い浮かべてください。水道の蛇口にくっつけたホースです。
水道の水を流した状態で、ホースの口を狭めると、どうなるでしょう。水は平たくなり、十分な量が出ませんよね。
しかし、ホースの口を広げてやると、水の量は増え、正常な状態になります。
血管も同じことです。
血流が悪いということは、血管が狭いということ。これでは血液中の栄養も頭皮には十分な量が行きわたりません。
そこで、頭皮マッサージをして、血管を拡張する必要があるのです。
血行促進の効果
頭皮マッサージによって血管が拡張されると、ホースから噴き出す水と同じで、血流もよくなります。
頭皮の血行が促進され、血液中を通った栄養が毛根に供給されやすくなります。
毛根に栄養が運ばれると、毛母細胞の分裂が活性化し、角質化して押し上げられた毛母細胞が髪の毛そのものになります。
これはとても自然なことです。
自然に髪を生やすには、毛母細胞の分裂を活発化させなければなりません。そのために、頭皮マッサージで血行を促進し、より多くの栄養を頭皮に運ばせる必要があります。
頭皮マッサージの方法
- ストレッチ
頭皮の血流のみでなく、上半身の血流をよくするために、首や肩、腕のストレッチを行いましょう。
首を回したり、肩を回すなど行うと血流がよくなります。
なにか手本がほしい方は、ラジオ体操の動画を用意していますので、「ラジオ体操がハゲを治す他、ヘアサイクルを元に戻す方法まとめ」をお読みください。 - 頭の両側に手を当てる
- 頭部の横から頂上に向かって指の腹でゆっくりマッサージを行う
あまりにも強く指の腹を頭皮に当ててはいけません。頭皮を揉んでいく上で、気持ちいい力加減に調整します。
指の腹で押し上げるようにすると、頭頂部の皮膚が柔らかくなる効果があります。 - 円を描くように頭皮を動かす
そうすることで、頭皮が刺激され、血行が促進されます。
頭皮マッサージのタイミングと注意点
タイミング:育毛系トニックを使ってのマッサージの場合
1日に数分。仕事の合間やバスタイム、就寝前にすることで、育毛系トニックが頭皮によく浸透します。
タイミング:シャンプーを使ってのマッサージの場合
バスタイム中にシャンプーをしながら行います。シャンプーで頭皮の毛穴がきれいになるだけでなく、マッサージによって血行促進も期待できます。
注意点
- 髪が薄くなっているところは、直接マッサージをすると、刺激が強すぎるため、逆効果になる
- マッサージはある程度、有効だが、やりすぎると逆効果になる
頭皮を柔らかくする食べ物
頭皮が凝り固まっているということは、それだけ頭皮が薄いということ。頭皮を厚くし、柔らかくするためには、脂肪を補給する必要があります。
その栄養素が、コラーゲンです。
コラーゲンを含む食品
豚ばら肉・牛すじ肉・鶏皮・鶏手羽・鶏軟骨・うなぎ・カレイ・フカヒレなど
効率よく摂取するなら、ビタミンC(ほうれん草、トマト、ピーマン、レモンなど)と一緒に摂取すると効果的です。