教えて!リンス・トリートメント・コンディショナーを徹底解説

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リンス・トリートメント・コンディショナーの違いを徹底解説

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みなさんは「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」の違いが明確にわかりますか?
どれも髪をサラサラにし、指通りをよくし、ツヤを与えるものに思えます。しかしその認識は本当に合っているのでしょうか?

 

本来の効果を知れば、自分のなりたい髪に合わせて使えます。
また、「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」には使用方法があります。
リンスだけを使用すればいいのか?リンスとトリートメントの2種類を使用した方がいいのか?など、正しい使用方法がわかれば、自分の髪に自信が持てます。

 

ドラッグストアやスーパーなどで売られている商品の多くは、メーカー別にシャンプーとセットで陳列されています。
メーカーがシャンプーとリンスをセットで売っているのだからと、それを信用して購入しがちですが、あなたの髪に必要なのはリンスで合っているのでしょうか?

 

「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」の効果をしっかり把握していれば、メーカーの言いなりになって、セットで購入しなくても、自分に必要なものを選び取れば、メーカー指定よりもいい髪の仕上がりになる可能性があります。

 

ここでは、種類の違いや効果、正しい使用法などを徹底解説していきます。

 

 

教えて!リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

正直な話、これら3種類に厳密な違いはありません。
実は、各メーカーが勝手に名前をつけているだけなのです。

 

つまり、メーカーが「リンス」と言えば、その商品は「リンス」になり、「コンディショナー」と言えば「コンディショナー」になります。

 

まさかこんなルールで名前が決まっているとは…。

 

だったら全種類、同じ名前でいいのでは?
わざわざ呼び方を変える意味でもあるの?

 

はい、あります。
3種類それぞれの効果は本来違うからです。

 

たとえば、メーカーが「リンス」と「コンディショナー」を販売しているとします。
本来の意味であれば、どちらも違う効果を発揮するはずなのですが、現在売られているものは、メーカーが勝手に名前をつけているので、最悪な場合、「どちらも同じ効果しかない」といった事態が発生してしまいます。

 

本来の意味でちゃんと名前をつけてくれたら、購入する側も本来の意味を信じて買いますが、本当はリンスなのにコンディショナーとして売られている場合もあるのです。

 

 

本来の意味を解説

リンス

リンスとは、英語で「すすぐ」を意味します。
リンスの役割は、髪のごわつきを解消することです。
石鹸などで髪を洗うと、ごわつき、軋みが気になってしまいますが、シャンプー後にリンスを使えば、そのごわつきは解消されます。
つまり、髪を外側からケアする外皮膜専用のトリートメント剤ということです。

 

コンディショナー

コンディショナーとは、英語で「洗髪で髪を柔らかくする物質」を意味します。
髪の内部に浸透していく成分と髪を外側からケアする皮膜剤を一緒に入れているものが多いのが特徴。
これ一本で髪を内側と外側からケアしてくれるので、日々のケアとしては十分です。

 

トリートメント

トリートメントとは、英語で「手当て」を意味します。
髪の内部に浸透し、髪を丈夫にさせるケラチンなどの成分が配合されています。
髪の外側をケアする効果は弱いというデメリットもあります。
髪の内部補修専用のトリートメント剤です。

 

 

メーカーの落とし穴

メーカーが「リンス」と名づけていても実際は「コンディショナー」である場合は、外側だけでなく内部ケアもできるので、得した気分になります。
しかし、「コンディショナー」と書かれているのに、実際の効果は「トリートメント」や「リンス」であった場合、本来求めていた効果は得られません。

 

じゃあどうやって見分ければいいの?とお思いの方。
メーカーがどれをどの名前で売り出しているか知るとわかります。

 

多くの場合、「トリートメント」と売られているものは「コンディショナー」のことを指します。つまり外側と内部をケアできるトリートメント剤です。
しかし、「コンディショナー」として売られているものの中には「リンス」の効果があるものも含まれています。

 

つまり、外側と内側をケアできるコンディショナーがほしければ「トリートメント」という名前で売られているものを購入すればよく、外側のケアができるリンスをお探しの方は「コンディショナー」の購入をおすすめします。

 

 

使い方

どの種類もシャンプーのあとに髪に塗ります。
髪の根元までつけると、毛穴を塞ぐことになるので、毛先を中心に髪の毛に刷り込みましょう。
洗い残しがあってもいけません。トリートメント剤の残りが毛穴を塞ぎ、新陳代謝が衰えます。頭皮が荒れて、赤みやかぶれを起こす可能性もあります。
詳しくは「髪を生やす正しいシャンプーは7つの手順でできている」をお読みください。

 

 

まとめ

リンス・コンディショナー・トリートメントとはメーカーが勝手に名前を分けているだけで、本来の意味で種類が決められているわけではありません。

 

本来の意味
  • リンス…髪の外側をケアし、手触りを滑らかにし、ツヤを出す外皮膜専用
  • コンディショナー…髪の外側と内側をケアし、ツヤのある丈夫な髪を作る
  • トリートメント…髪の内側をケアし、丈夫で健康な髪を作る内部補修専用

 

実際に売られているもの
  • リンス…多くはリンス本来の意味で売られている
  • コンディショナー…ほとんどの場合、リンスの効果が強いという意味
  • トリートメント…ほとんどの場合、コンディショナーの効果を持つ

 

注意

売られている名前が「リンス」と「コンディショナー」の2種類の併用は、どちらもリンスの効果しかない場合があります。

 

売られている名前が「トリートメント」と「コンディショナー」の2種類の併用は、外側のケアが重複し、髪が重くなってしまう可能性があります(髪が重くなると抜けます)。

 

リンスインシャンプーの場合、シャンプーで頭皮を洗いながら、リンス成分を頭皮に残してしまうことになるので、ギトギトした頭皮になってしまう可能性が大です。毛穴が塞がれ、血行も悪くなり、抜け毛が増えてます。

 

また、トリートメント剤を併用する場合は、内側のケアをしたあとに、外側のケアができるトリートメント剤を塗らなければいけません。外側のケアをしたあとでは、内側のケアができるトリートメント剤は髪に浸透できないからです。

 

自分の髪を外側からケアしたいのか、内側もケアしたいのかによって、購入するトリートメント剤も異なります。


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