髪を生やす正しいシャンプーは7つの手順でできている

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シャンプーは、「シャンプー剤を頭につけて洗えば終わり」と思っている人も多いでしょう。あなたも、シャンプーをするのに知識は必要ない、と思っていませんか？
高度な技術は必要ありません。髪を健康な状態で生やすシャンプーは、ちょっとしたコツを身につけるだけで、頭皮をスッキリとさせ、驚きの効果を発揮します。

髪を生やすシャンプーのポイントは

の3つです。

では、髪を生やす正しいシャンプーの7つの手順を見ていきましょう。

シャンプー前に髪の汚れを落とす

1.ブラッシング

ブラッシングをせずにシャンプーをするということは、昼間に付着したホコリをそのままに、シャンプーをすることになります。薄毛や抜け毛に悩んでいると、毛が抜けるのではないか、ブラッシングはかえって頭皮によくないんじゃないかと不安になってしまいます。しかし、髪を生やすためには、付着した汚れを落とす必要があります。

それに、ブラッシングをすることで、シャンプー前の頭皮が刺激されます。頭皮が刺激されると、血行が促進され、硬く薄くなった頭皮が改善されます。
健康な土壌にこそ、髪は生えるのです。

2.シャワーで洗い流す(1分程)

シャンプー前に髪を濡らすと、脂汚れやホコリの6～7割が洗い流されます。
髪の汚れを落とす＝シャンプーをしつこくする、と思いがちですが、実は、シャンプーをしなくても髪の汚れは落ちるのです。シャンプー前に6～7割の汚れを落としていれば、シャンプーは軽く泡立たせるだけで十分。しつこく髪を洗いすぎて、頭皮を乾燥させて、毛穴を詰まらせる心配もありません。

また、あたたかいシャワーによって毛穴が開きやすくなります。毛穴が開けば、その分、詰まった皮脂が落ちやすくなり、栄養が頭皮に行きわたりやすくなります。

他にも、シャンプー前にシャワーで髪を洗い流すことは、シャンプーの泡立ちをよくさせる効果もあります。

シャンプーは1回ではなく2回行う

3.シャンプー(1回目)

1. シャンプー液を手に取る
2. 手のひらで軽く泡立てる（泡立てネットを使用すると楽にたくさん泡立つ）
3. 髪に乗せる
4. 後頭部→側頭部→前頭部→生え際の順で洗っていく

頭頂部～前頭部は皮脂が多いので念入りに洗いましょう。
シャンプーはお風呂にじっくりとつかり、身体を十分温め、頭皮の毛穴を開いたあとが一番効果的です。

洗うときの注意点はただ1つ。
髪の毛を洗うのではなく、爪を立てず、指の腹で頭皮をやさしくマッサージをするように洗うことです。

4.シャンプー(2回目)

シャンプーを2回すると、血行がさらに促進され、頭皮の状態がよくなります。
1回目のシャンプーのあと、シャワーで頭をすすぎます。その後、1回目よりもシャンプー剤の量を減らして再びシャンプーをします。

頭皮を傷つけないように、下から上へ、マッサージをするように洗い上げていきます。

5.すすぐ

2回目のすすぎは、しつこいくらいていねいにすすぐことが大事。
シャンプーが髪や頭皮に残ると毛穴の詰まり、頭皮の肌荒れ、かぶれの原因になります。
頭皮が荒れることは田畑の土が荒れるのと同じこと。栄養は行きわたらず、髪も生えてこなくなります。

シャンプー後は髪を保護する

6.リンス・トリートメント・コンディショナー

1. 痛みやすい毛先につける
2. 根元から毛先まで順に馴染ませる　※地肌につけない
3. シャワーキャップやお湯で温めたタオルで髪を包む
4. 5～10分お湯に浸かって待つ

リンス・トリートメント・コンディショナーのいずれかをシャンプー後の髪につけ、5～10分蒸すと得られる効果は次の2つ。

• 温度と湿気で毛先が膨潤し、キューティクルが開く
• トリートメントの効果が髪の内部に収着し、しっとりツヤツヤになる

7.すすぐ

すすぎ残しがあると髪が軋み、せっかくのキューティクルが痛んでしまいます。
シャンプーをすすいだときと同じように、ていねいにすすぎましょう。

※丁寧なトリートメントの目安は週に1～2回

まとめ

髪を生やす正しいシャンプーの7つの手順は、次のとおりです。

この7つの手順のうち、自分がやっていなかったこと、やっていたけれど仕方が違っていたことを把握し、髪を生やすために、シャンプーをする際は意識して気をつけることが大切です。

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